医学生による「はたらく細胞」解説 ~キャラクター紹介編~

こんにちは。医学生の日常初めての更新です(笑)

アニメ「はたらく細胞」が人気ですね!

僕も見てみたのですが、非常におもしろかったです( *´艸`)

免疫の勉強としても面白いですが、正直花澤さんの演技だけでも一見の価値ありですね(((uдu*)ゥンゥン

今回は、医学生によるキャラクターの紹介をしていきていと思います!

医学生は、アニメを見たあとにこれを見て、テストに役立ててくださいw

そうじゃない人も、この記事をみることで一歩深い視点で「はたらく細胞」を楽しめると思います!

第一弾は白血球です!

白血球とはなに?

白血球とは、1つの細胞を表すのではなく様々な細胞の総称です。

 

 

 

 

白血球

顆粒球 好中球、好塩基球

好酸球

単球 単球、マクロファージ

樹状細胞

 

リンパ球

B細胞・形質細胞

NK(T)細胞

T細胞

・ヘルパーT(Th1.2.17)

・細胞傷害性T(Tc)

・制御性T細胞(Treg)

好中球は、血液中の白血球の50~70%を占めます。

日常で白血球と言えばほとんど好中球のことですが、医学生はしっかり区別してください(笑)

表にまとめてるので、覚えて免疫学のテストに役立てて下さい!

アニメ中のヒ―ロー的な立場の白血球も好中球のことを指しているので、好中球について紹介していきます。

好中球とは何者か?

 

好中球の寿命は?

おおよそ12時間です。

毎回、次の回で死んじゃうんじゃないかと心配しながら見てます(笑)

好中球の役割

アニメでも「死ねぇ~~細菌!」と叫んでますが、

好中球の役割は異物や抗原を貪食(攻撃)・殺菌することです!

非特異的な貪食も行いますが、主な役割はIgGが結合した抗原を特異的に貪食することです。

なぜIgGが結合すると貪食能力があがるのか?

初めに、IgGが抗原に結合する過程を見ていきます。

IgGはY字の形をしています。上の分岐しているほうをFab、下の方をFcと呼びます。

そしてFab部分が抗原に結合していきます。ということは、Fc部分は外側に向けられて抗原に結合している状態となります。

好中球はIgGのFc部分に対する受容体:FcγRを持っているのです。

これが作中にもでてくる、頭についているセンサーというやつだと思われます(笑)

よって、IgGが結合した抗原の近くに好中球が行けば、好中球(FcγR)がIgGのFc部分に結合していき貪食が進んでいきます。

また、貪食能力があがることをオプソニン化と言います。

好中球はどんな攻撃ができる?

上の表にあるように、好中球は顆粒球なので、顆粒物質を持っています。

その顆粒の中にある分解酵素のリゾチームミエロペルオキシダーゼ(MPO)により、

消化します。

アニメでも球を投げつけて敵を溶かす攻撃を是非披露してほしいですw

他にも、活性酵素により細胞傷害を行います。

アニメからも分かる通り、好中球は細菌傷害の最前線ですね( *´艸`)

まとめ

以上免疫における白血球(好中球)について簡単にまとめてみました。

アニメ見るついでにどうか覚えちゃってください( *´艸`)

次回はみんな大好き血小板を紹介していきます!(笑)

 

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